結論:小さなうちから預けるのは「かわいそう」ではない
この一文と出会えたことで、心が救われました。
登園しぶりについての本を読んだところ、学びがとても多かったです。
子育て中の仲間たちの参考になれば嬉しいです。
子どもの応援しぶりに困ったら

どんな本?
「幸せお母さんプロジェクト」が「登園しぶり」を軸に執筆した、子どもと子育てに関わる人に向けたメッセージをまとめた本。

SNS 上で保育士や看護師の先生方が、子育て相談をスタートした事がきっかけとなり、「幸せお母さんプロジェクト」のはじまりだそうです。
【注意書き】
この本で「保育園」と記載している箇所は、お子さんの状況に合わせて「幼稚園」「こども園」と読み替えて下さい。
ぺいぺーが学んだ事
【0〜2歳頃】
・「ママがいい!」であたりまえ。
・小さなうちから預けるのは「かわいそう」ではない。
・愛着関係から基本的信頼感へ。
・登園、降園時のポイント。
・登園時に泣かれてもブレない。
【2〜3歳頃】
・ポイントは、「受け止めるけど、受け入れない」「意地にならない」
・成長したからこそ「イヤ」
・イヤイヤ期は、コミュニケーションの土台をつくる時期
・イヤイヤ期の子供との付き合い方
・イヤイヤ期は、気持ちを切り替えるという思考の訓練をする時期
・いやいや期の関わり方のポイント
・具体的な3ステップ
【4歳〜】
・シンプルだった気持ちが、多様化・複雑化してくるこの時期は、気持ちを整理する力を磨くチャンス。
・気持ちを言葉で表現する練習が大切。
・想像力が伸びていく時期
・人としての痛みもわかるようになる時期
・情緒不安定に見える姿は、成長の現れ。
・親の関わり方3つのポイント
【環境が変わった時】
・下の子が生まれた後の登園しぶり
・引っ越しによる環境変化について
・「人的環境」の変化による行きしぶり
・行事前の環境の変化

ちょっと!
たくさん書いてあって、見づらい!

学びがとても多い本でした、、、
気になる箇所だけでも抜粋して見てください。
【0〜2歳頃】
・「ママがいい!」であたりまえ。
泣き顔は、「世界で一番ママが好き!」というメッセージ。

0〜2歳頃について、詳しく記載します。
小さなうちから預けるのは「かわいそう」ではない。
保育所等は、子供たちの発達や成長を早い時期からサポートするという社会的役割を持つ、幼児教育を行う施設。預けることは子どもの教育の意味合いもある。
愛着関係から基本的信頼感へ
毎日の生活の中で触れ合うたびに、お母さんからも赤ちゃんからもオキシトシンは分泌され、親子としての愛着関係が結ばれていく。
この時期の愛着により、お母さんは絶対的な安全基地となる。
子供は保育園等に通い始めると様々な力を獲得する。
お母さん、お父さんは「離れてるけど、必ず戻ってくる」と信じるようになる。
これが基本的信頼感になり、離れていても「自分は愛されてる」と信じる力となる。
登園、降園時のポイント。
送り迎え時に、「行ってきます」と「ただいま」の声かけを0歳でも毎日繰り返す。
「離れるけれど、必ず戻ってくる」という、言葉と行動の一致が信頼感につながる。
保護者と保育士とのおしゃべりは、子供の安心につながる。
子供は両者の関係性を観察している。

登園、降園の何気ないやり取りを、子どもはよく観察しているんだね。

保護者と保育士の先生方との会話は、思った以上に大切だったんだね!
登園時に泣かれてもブレない
「泣いたらそばにいてくれるんだ」と学習するとより泣きが強くなることがある。
「今日は何で遊ぶ?」「〇〇ちゃんはいるかな?」「今日のご飯は何かな?」など、登園後の先にある楽しいイメージを伝える事が、有効なことがある。
【2〜3歳頃】
ポイントは、「受け止めるけど、受け入れない」「意地にならない」。

2〜3歳頃について、詳しく記載します。

イヤイヤ期は丁度この頃だから、学びが多いね。
成長したからこそ「イヤ」
子ども自身が、自分でできる喜びを蓄えながら大きくなっていく。
イヤイヤ期は自立を求める意思表示。
イヤイヤ期は、コミュニケーションの土台をつくる時期
イヤイヤ期は、他者との円滑なコミュニケーションを訓練する時期で、自己コントロールが芽生える。
イヤイヤ期の子供との付き合い方
同じであることに安心したり、喜びを感じたりする「同調欲求」や、自分の気持ちをわかってもらいたいという「共感欲求」を満たしてあげる。
泣いている時、怒ってる時の関わりは、「共感」よりも「同調」の方を意識すると対応する。大人側の気持ちをコントロールしやすくなる。
イヤイヤ期は、気持ちを切り替えるという思考の訓練をする時期。
子供自身が自分で考える「時間」を、プレゼントする事が重要。
具体的には、3つのステップで対応する

次項は「イヤイヤ期のかかわり方のポイント」です。
その次に3つのステップを記載します。
イヤイヤ期の関わり方のポイント
大人も人間。大人がイライラしても大丈夫。おすすめは一時的に距離を取り、深呼吸をして気持ちを整えた後に、子供に関わる。
「受け止めるけど、受け入れない」
「そうか〜〇〇したかったんだね」と、同調して子供の気持ちを受け止める。この同調が一言あることによって子供を安心できる。
ただし子供が泣き叫んでも、子供の要求は飲まない。
ここで子供のわがままに答えてしまうと、泣き叫べば要求が通るという「誤学習」につながってしまう。
イヤイヤ期の、具体的な3ステップ
①子供がぐずったら、感情に寄り添い同調する。
②要求に対して「〇〇だけど、△△なの」と現実の事実だけを示し、要求は飲まない。受け止めるけど、受け入れない。
③子供自身に考える間を与える。

この内容、既視感がある!

【子どもの「いや」に困ったときに読む本】に記載されている、「しつけ」のプロセスに似ているね。
そちらの本も良書だったよ。
【4歳〜】
シンプルだった気持ちが、多様化・複雑化してくるこの時期は、気持ちを整理する力を磨くチャンス。
この時期は、保育園の行きしぶりが意外に多い。

成長と共に、複雑化する心に、言語が追いつかないもどかしい時期とのことです。

イヤイヤ期に続いて、大変な時期だね
気持ちを言葉で表現する練習が大切
心の揺れ動きをとらえ、自分の気持ちを言葉で表現する習慣を掴んでいたら、将来的にも、自分の気持ちを言葉で整理することが上手になる。
自分の気持ちを言葉で整理する力は、他者とのコミュニケーションにおいて役立つ。
想像力が伸びていく時期
4歳頃はイメージする力・想像力が飛躍的に伸びていく時期。
イメージしたことについて、本当に起こった出来事のように話すことがある。
現実と想像が入り、混じった表現になることで、大人の目から見ると嘘をついてるように感じることが生じる。

願望や理想が、子どもの中で現実になってしまう、、、
なるほどね~
大人を騙すつもりはないんだね、、、

まだお菓子食べてない!!!

これか、、、
人としての痛みもわかるようになる時期
自分の心を言葉で整理する体験の積み重ねが、他人の心を理解する力につながっていく。
心が大きく成長している証拠なので、一緒に気持ちを整理し、言葉にしていくサポートが大切。
情緒不安定に見える姿は、成長の現れ
少し不安を抱いた時には、絶対的な安全地帯である家庭を拠り所にする。
その気持ちが「保育園に行きたくない」という言葉になる場合がある。

抱っこ!
抱っこ!!
抱っこ!!!

上の子、最近甘えん坊が悪化したね。
原因はコレかな?
親の関わり方3つのポイント
①この子ならきっと大丈夫と声に出す。
②急がず、共感しながら「聞く」
③園に相談してみる

ポイントを1つずつ記載します。
この子ならきっと大丈夫と声に出す
人が成長する時は、【安心・安定】→【継続・反復】→【矛盾・葛藤】→【飛躍】→【再び安心・安全】という流れを繰り返す。
不安定になる葛藤や揺れ動きは、成長の原動力。
大切なのは、子供と一緒に「親が不安で揺れ動かない」こと。
対策は、この子ならきっと大丈夫と声に出すこと。
自分を信じてくれる人がいるから、自分で自分を信じることができる。
「自分を信じることができること」と「人を信じることができること」このセットになった感情が基本的信頼で、これからの人生の土台となる。

最後の一文とても素敵。

子供だけじゃなくて、大人にも響くね。
急がず、共感しながら「聞く」
子供が表面で話している言葉と、子供が心の深くで感じていること・思っていることには違いがある。
どんなに身近な存在であっても、心の奥深くを見ることはできない。
同調・共感の言葉を添えながら、「親としての自分はあなたの心に興味がある」というスタンスで【聞く】ことが大切。

具体的な例文と解説を記載します。
①「わかるよ、、、そういう気持ちになることもあるよね。どうしてかな〜?」
②「そうなんだね。〇〇が△△なんだね。」
①で子供から感情を聞き出して、②で子供の言葉をそのまま繰り返して共感する。

難しいことじゃないから、早速試してみよう!
園に相談してみる
保護者の方だけで考え込まない。
園と良好なパートナーシップを築くためには、次のようなことを意識する。
・遠慮しない(家庭での様子は、遠慮していたら伝わらない)
・子供の言葉を鵜呑みにしない(表面と内面に差があるため)
・事前に時間が欲しいと伝えておく
【環境が変わった時】
下の子の誕生や転園、園の行事など、環境の変化は子供にも大きな出来事ととなる。
下の子が生まれた後の登園しぶり
ブレない事が大切。
親が揺れ動くと子供も揺れ動く。
たまには休んでみることも良い。
今日は行くと覚悟を決めたら、ブレずに送り出す。
【上の子優先】が有効。
上の子優先について
【上の子優先】のポイント(先手必笑)
上の子に積極的に注目する。
上の子に積極的に関わる。

必勝じゃなくて必笑。
【上の子優先】は、上の子への目配りと言葉がけを優先するという意味。
「上の子の意見を優先して聞いてあげる」「上の子が望むことを優先してやってあげる」という意味ではない。
ぐずった後から関わるのではなく、求められるよりも先に手や声かけをする。
ほんの少しのタイミングの工夫で関係性が変わる。
これが先手必笑。

タイミングを工夫すれば、笑顔が生まれる!
引っ越しによる環境変化について
引っ越しは大きな変化だが良いこともある。「お友達と離れて申し訳ない」と思う必要はない。
子供も家族の一員で、に一緒に資料を塗り替えて行く仲間。
目安として3歳以下の子供にとっては保護者との愛着関係や環境の変化が大きい。
3歳以上ではお友達から離れる寂しさや、新しいお友達の中に入っていく困難さを感じることがある。
「人的環境」の変化による行きしぶり
子供にとっての「環境」は、家庭ばかりではない。担任などの子供にとって近い存在の教員も子供にとっても大事な「環境」になる。
新しい先生とも関係を作ることに目を向け、具体的な行動に注意して相談してみることが対策になる。
具体的な対策
case1
前任者が丁寧で、公認にそこまで求めることがためらわれる場合。
前任者が挨拶する時に子供目線でしゃがんで「おはよう」と言ってくれることが好きだった子供の登園しぶり。(後任者は遠くから挨拶する)
【対策】
苦情ではなく事実のみを伝え、前任の先生を引き合いに出さずに将来の希望を共有する。
case2
後任者が、子供に対して過剰に厳しい関わりをしていると感じた場合。
後任者が、過度に子供を急かすなど、雑な言動が目立つ場合の登園しぶり。
保護者と担任が話し合える関係を構築することが大切。
【対策】
まずは親が見守れる範囲内で関わりを見直してもらえるように伝えて、次に繋げる。
行事前の環境の変化
保育園の環境変化に、行事前の園内の雰囲気が変わる事がある。
子供が園内で過ごす「時間の使い方」の変化にSOSをだす事がある。
【対策】
みんなに合わせて頑張ることが成長ではない。
行事の「成功」にこだわらず、応援している気持ちを伝える。
まとめ
「ママがいい!」であたりまえ。
小さなうちから預けるのは「かわいそう」ではない。
愛着関係から基本的信頼感が育ち、子どもは「自分は愛されてる」と信じる力となる。
送り迎え時に、「行ってきます」と「ただいま」の声かけを0歳でも毎日繰り返す。
イヤイヤ期は「受け止めるけど、受け入れない」「意地にならない」。
イヤイヤ期の3つのステップを活用する。
・同調する。
・妥協して要求を飲まない。
・考える時間を与える。
泣き叫べば要求が通るという「誤学習」を起こさない。
子どもの、同調欲求や共感欲求を満たしてあげる。
イヤイヤ期は自立を求める意思表示。
自分の気持ちを言葉で整理する力は、他者とのコミュニケーションにおいて役立つ。
自分の心を言葉で整理する体験の積み重ねが、他人の心を理解する力につながっていく。
4歳からは、親の関わり方3つのポイントを実行する。
・この子ならきっと大丈夫と声に出すこと。
・「自分を信じることができること」と「人を信じることができること」このセットになった感情が基本的信頼で、これからの人生の土台となる。
・保護者の方だけで考え込まない。
下の子が生まれた後の登園しぶりでは、【上の子優先】が有効。
【上の子優先】は、上の子への目配りと言葉がけを優先するという意味。
「上の子の意見を優先して聞いてあげる」「上の子が望むことを優先してやってあげる」という意味ではない。
引っ越しは大きな変化だが良いこともある。「お友達と離れて申し訳ない」と思う必要はない。

この記事が、子育て中の仲間たちに、参考になれば嬉しいです。


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