結論 経験は財産
子供の成長についての本を読みました。
ティーチングも大切だが、コーチングはさらに大切と感じました。
経験を活かせば、よりよく生きられる。
子供が失敗したときの、子供への声かけ NG集は参考になりました。
子供達の挑戦を後押ししたいと思えるようになりました。
この記事が子育て世代の仲間達に、参考になれば嬉しいです。
失敗する子は伸びる

どんな本?
何が起きてもやっていけるために必要な「真のたくましさ」を身につけるための、親のかかわり方を探求する本

著者は、自治体、医師会、教員研修センターなどで、コーチングやコミュニケーションの講演屋研修会を行われているそうです。
ぺいぺーが学んだこと
- 失敗を恐れて、挑戦を避けてはいけない
- 失敗からから学べる事は無限大
- 子供が失敗した時の声かけ
- 生きる力を育む

順番に解説します。
失敗を恐れて、挑戦を避けてはいけない
失敗を恐れ、挑戦を回避すると、人は打たれ弱くなる。
親が子供に手を貸して、先回りして失敗を回避させると、子どもの成長の芽を摘み取ることになる。
過剰な管理や指導は、子供の自発性を奪う。
親から過度に管理されると、自身の行動結果を自身で引き受ける事の出来ない「他責思考」になる。

可愛い子には旅をさせよ。
若い時の苦労は買ってでもせよ。
そんな諺あるよね。

失敗も含めて、体験学習だね。
失敗から学べる事は無限大
挫折や失敗の経験が、「ストレス耐性」を作る。
挫折や失敗の経験が、立ち直る力「復元力」を作る。
挫折や失敗の経験が、工夫する力「修正力」を作る。
挫折や失敗の経験が、他者の痛みを理解する「共感力」を作る。
試行錯誤した結果が失敗に終わっても、最後までやりきった感覚「完了感」を得られる。
挫折や失敗の経験を考察する事で、「問題解決力」が身につく。
自発的に行動する事で、「学び」が大きくなる

「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」

急に本田宗一郎さんの、名言が出てきた!
子供が失敗した時の声かけ
辛い気持ちは悪いものではなく、それを乗り越えて前に進むたびには、向き合うことが大切。
失敗した問題点の声かけをする。相手の存在や人格を否定する言葉は用いない。
他人と比べるような、相対的な評価の声かけはしない。

具体例なんかある?

あります!
次の項目に記載します。
(子供が失敗した時の)子供への声かけ NG集:10項目
①「あなたは悪くない」
子供自身が自分の失敗に向き合えなくなる。
②「今度はここを直しなさい」「ここが悪い」
子供自身が失敗の原因を考えることが大切で、保護者が原因追求や対策の支持すると、成長のチャンスを減らす事になる。
③「頑張れ」
失敗した時、大きなプレッシャーを感じている時は逆効果。
④「自業自得」
冷たく突き放すしてはいけない。感情に寄り添って共有する。
⑤「泣くな」
感情をありのまま受け入れる。泣くことは悪いことではない。
泣いてる時はそっと見守る。
⑥「◯◯はもっと頑張っている」
兄弟や知人などと比べない。本人と関係ないことを比較すると、真実が見えなくなる。
比較をやめて本人がどうだったかを見る。
⑦「頑張ったからいいじゃない」
意気込みではなく、行動の内容の確認が必要。
しっかり現実を振り返る必要がある。
⑧「もうあきらめよう」「ほかの事をしよう」
夢や目標を決めるのは子供自身。
子供の気持ちを尊重し、楽しみは目標を確認する。
⑨「やっぱりね」「無理だと思ってた」
子供が持っていた目標を否定する言葉。
自己肯定感は成長していく上で非常に大切。
⑩「◯◯のせいだ」
自分が選んだり承諾したことは、他人のせいにせずに引き受ける。
他責思考の親に育てられた子供は、責任を誰かに押し付けていいという価値観が身につく。

本書には、図解で示した「声かけ例」の一覧や、保護者の体験談の記載もありました。
オススメ出来る本です。
生きる力を育む
自発的に行動すると「生きる力」がつく。
子供が自由にできる、空間と時間を確保してあげる。
何かを新たに始めた時には、子供に任せてあまり口出しをせず、意見を求めてきたらヒントを出す。
結果が出たら褒めるのではなく、「認める」声かけをする。
小さな成功体験を重ねることで、少しずつ大きな目標に近づいていく。
生活の中でも学習においても、親から「答えを詰め込む」ことを抑え、子供の学ぶ力をサポートする姿勢が大切。
「残念だ」「嬉しい」など、の気持ちを言葉にすることで、自分自身と向き合う。
親が率先して、自分の気持ちを言葉で表現すれば、子供も他人の気持ちが分かるようになる。次第に子供も気持ちを表現できるようになる。

この項目の最後にも、具体的な声かけの方法や、保護者の体験談の記載がありました。
まとめ
結論:経験は財産
失敗を恐れ、挑戦を回避すると、人は打たれ弱くなる。
親から過度に管理されると「他責思考」になる。
挫折や失敗の経験が、「ストレス耐性」「復元力」「修正力」「共感力」を作り、考察する事で、「問題解決力」が身につく。
自発的に行動する事で、「学び」が大きくなる。
辛い気持ちは悪いものではなく、向き合うことが大切。
他人と比べるような、相対的な評価の声かけはしない。
(子供が失敗した時の)子供への声かけ NG集を参考にする。
自発的に行動すると「生きる力」がつく。
子供が自由にできる、空間と時間を確保してあげる。
親が率先して、自分の気持ちを言葉で表現すれば、子供も他人の気持ちが分かるようになる。次第に子供も気持ちを表現できるようになる。

子供を過度に管理せずに、挑戦する機会を増やす。
人と比べない。
子供の自由と安全を確保する。
親の気持ちを伝える。
ぺいぺーはこれを、心掛けようと思います!

この本は、図解や体験談もあり、読みやすい本です。
子育てに悩む方や教育に関心のある方におすすめです。

この記事が、子育て中の仲間たちの参考になれば嬉しいいです。
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